Road to ヤクーツク

ロシア留学 応援します

同調

 

 

週末の夜ともなれば、当然 勉強中だろうと酒が入るのであって、 私はノートを開きながら、旦那はタブレットで何やら敵と戦いながら、静かな酒盛りとなる。

 

そんなんで単語の一つも頭に入る訳はないのだが、それはそれ、楽しい時間というやつ。少なくともビールはうまい。

 

 

次男は ロシアとのヘンテコなスタンプ合戦を終わらせて、やっとご就寝だ。

長男がロシアへ行く前は、次男がどんなに寂しがるだろうと心配だったけど、意外とそうでもない感じ。

まあ、今までだって離れていたんだから、そんなに変わらないって言えば変わらない。

きっと、あっという間に帰ってくるのだろうし。

 

 

 

そう言えばこの間は、初めてウォッカを飲んだと言っていたな。

 

ビールを注ぎながら、つらつらと考え始める。

 

友達と飲みに出かけてみたらしい。

あれはまだ雪が降る前の話だったっけ ?

 

終日氷点下の今ごろじゃあ、外に出る機会も減っているのだろうか。

 

そうだ、意外に安く買えたというコート、写真送ってもらおうかな。

どんなんだか、見てみたい。

それもロシア人の友達にたくさんアドバイスしてもらったと言っていた。

ありがたいありがたい。

お友達には感謝の気持ちでいっぱいだ。

本当にありがとうございます。

Большое спасибо. バリショエ スパシーバ

 

 

留学先で充実した暮らしができたら、

大切な友人ができたら、

日本に帰りたくない、って思うんじゃないのかな…。

 

 

そんな気がする。

自分だったら絶対にそう思うだろう。

 

 

一年なんて短すぎる。

もっと勉強したい、

もっと遊びたい、

まだまだ帰りたくない、と思うんじゃないだろうか…

 

 

 

 

 

だったらいいな。

次男には悪いけれど、

長男にそれほどの思いがあったら、どんなにいいだろう。

 

もしもそう言われたら、なんと返そうか。

 

『よっしゃ、待ってました』か、

『好きにしたらいいよ』か。

 

 

まあ でも現実的には

『こっちの大学の卒業だけはした方がいいんじゃない?』

かなぁ...

それじゃつまんないかなぁ…

 

 

 

 

 

なーんつって、

まったく、

本人のいないところでこんなことまで考えて、自分でも相当バカだと思う。

 

ビールを飲みながら、未練たらしくノートに単語の書き取りをしながら、益体もない考えをやり過ごす。

アホか。

 

 

 

 

一緒に飲んでた旦那がふいに、

戦いの手を止め、

内緒話みたいな小さい声で言った。

 

『俺さぁ、長男がロシアから帰って来たくないって言ったらさ、

どんだけ嬉しいかと思って』

 

 

ビール吹きそうになった。

 

 

なんだこのバカ夫婦。